元カノは人妻だった(2章:再会の夜)です。
エッチシーン入ります!
2章:再会の夜
週末の夜、健太と由梨は地元の居酒屋でグラスを重ねていた。
カウンターで並んで座る二人の距離は、会うたびに自然と近づいていく。
由梨が健太の肩に頭を預けると、健太は照れくさそうに笑いながらも、その手をそっと由梨の髪に伸ばした。
その何気ない仕草さえ、由梨の心と体をじわじわと熱くしていく。
「健太くん、昔よりお酒強くなった?」
「いや、由梨の方が強いだろ」
「ふふ、そうかも。……でも、今夜はちょっと酔っちゃったかも」
「じゃあ、送ってくよ」
終電が近づき、店を出た二人は夜風に吹かれながら川沿いの遊歩道を歩いた。
由梨は健太の腕にそっと手を絡め、言葉少なに歩く。
健太の体温が伝わるたび、胸の奥に小さな火が灯るようだった。
やがて由梨の家に着くと、健太は思い切って彼女の手を取った。
「……もう少しだけ、一緒にいたい」
その一言に、由梨の心臓は大きく跳ねた。
「……じゃあ、ちょっとだけ」
リビングには、由梨の好きな柔軟剤の香りがほんのりと漂っていた。
健太がソファに座ると、由梨はコーヒーを淹れて隣に腰掛ける。
二人の距離は、さっきよりもずっと近い。
「……なんか、緊張するね」
「俺も。なんか、久しぶりにドキドキしてる」
「健太くん、手、大きくなったね」
「由梨の手、やっぱり小さいな」
「……でも、温かい」
由梨が健太の手にそっと触れると、指先から全身に電流が走るような感覚が広がった。
健太がゆっくりと由梨の顔に手を伸ばし、そっと頬を撫でる。
「由梨、綺麗になったな」
「やだ……そんなこと言われると、余計に緊張するよ」
唇が重なった瞬間、頭の中が真っ白になった。
最初は柔らかく、やがて舌が触れ合い、二人の呼吸が熱を帯びていく。
キスの余韻が残る中、健太は由梨のカーディガンを脱がせ、Tシャツの上から胸を優しく撫でる。
「ん……健太、そんなとこ……」
その指先が生地越しに乳房をなぞるたび、由梨は自分の身体がどんどん敏感になっていくのを感じていた。
普段なら気にならないような小さな刺激が、今夜は全身に波紋のように広がっていく。
呼吸が浅くなり、胸の奥がじんじんと疼く。
やがて健太はTシャツをめくり上げ、下着の上からそっと胸を包み込む。
「……恥ずかしい」
「大丈夫、すごく綺麗だよ」
ブラ越しに感じる健太の手の温もりが、じわじわと肌に染み込んでくる。
乳首が硬くなり、下腹部に熱が集まる。
自分の身体が、どんどん「女」になっていくのが分かった。
健太がブラのホックを外し、素肌に唇を這わせる。
「やだ、そんなとこ……」
舌が乳首を優しく転がすたび、由梨の身体は小さく震えた。
胸から下腹部へと快感が伝わり、脚の付け根がじっとりと湿っていく。
普段は理性で抑えていた欲望が、今夜は簡単に溶け出してしまう。
「健太くん、上手になったね……」
「由梨が、すごく可愛いから」
健太の手がスカートのファスナーを下ろし、太腿の内側を撫でる。
「……ここ、触ってほしい?」
「うん……触って……」
健太の指先が下着の上から敏感な部分をなぞると、由梨の身体はびくんと跳ねた。
「やだ、もう……こんなに……」
下着越しにも分かるほど、すでに濡れている自分に驚く。
羞恥心よりも、もっと感じたいという欲望が勝っていた。
健太が下着をずらし、指先で濡れた部分を優しくなぞる。
「由梨、すごく濡れてる」
「健太くんのせいだよ……」
彼の指紋が襞に刻まれる感触に、由梨は腰を浮かせてしまう。
(ああ、こんなに簡単に……私の体、健太に支配されてる)
健太が顔を近づけ、舌先で敏感な部分をなぞる。
「やっ……だめ、そんな……」
湿った熱気が腿の内側を這い、唾液と愛液が混じる音が淫らに響く。
舌が陰核を包み込むたび、由梨はソファの革を爪で掻きむしった。
「んっ……あ、そこ……もう……!」
久しぶりの刺激に、子宮が痙攣するように疼く。
(健太の舌、昔より上手……誰に……? いや、考えないで)
「もう、だめ……イきそう……」
「大丈夫、全部受け止めるから」
健太の言葉に背中を押され、由梨は天井を見つめて声を漏らす。
「あっ……ああんっ!」
絶頂の波が腰をくねらせ、足指が反り返る。
イッた直後も、舌の動きが止まらない。
「待って……敏感すぎて……んっ!」
過剰な刺激に涙が溢れ、健太の髪を掴む指が震える。
しばらくして、由梨は健太を押し倒し、今度は自分が主導権を握る。
健太のシャツを脱がせ、ベルトを外し、パンツを下ろす。
「もう、こんなに……」
手の中で感じる健太の熱さと硬さに、由梨の興奮はさらに高まっていく。
由梨は健太の上に跨り、ゆっくりと自分で彼を導いた。
先端が熱く濡れた入口に触れた瞬間、二人の吐息が重なる。
「……健太、動かないで。私が、全部感じたいから」
自分の手で彼をしっかりと握り、ゆっくりと腰を沈めていく。
亀頭がゆっくりと膣口を押し広げ、奥へ進むたびに、由梨の身体が震える。
(やばい……入っただけで、もう……)
膣壁がきゅっと締まり、健太を受け入れた瞬間、全身がビリビリと痺れるような快感に包まれる。
「……あっ、やば……っ」
膣奥がじんじんと疼き、挿入しただけで軽く絶頂の波が駆け抜ける。
腰が勝手に跳ねてしまい、思わず健太の胸に爪を立てた。
「由梨……大丈夫?」
「うん……でも……これ以上、動いたら……本当に、すぐイっちゃいそう……」
由梨は自分でも驚くほど敏感になっていることを自覚し、しばらくそのまま動けずにいた。
膣内が健太をぎゅっと締め付け、微かな動きでも快感が増幅される。
「……少しだけ、このままで……」
自分の奥が健太の形をしっかりと覚え、膣口の奥で脈打つ感触に、息を詰める。
(やばい、これ……私、もう壊れちゃうかも……)
やがて、由梨はゆっくりと腰を揺らし始める。
「……少しずつ、動くね……」
最初は浅く、ゆっくりと。
膣内に擦れる感覚が、また新たな快感を呼び起こす。
「んっ……あっ……やばい……」
動くたびに、また軽く絶頂の波が押し寄せ、膣奥がきゅんきゅんと収縮する。
「健太……見て……私、こんなに感じてる……」
鏡越しに自分の腰が上下する様子と、快感に歪む表情が映る。
その姿に、さらに興奮が高まる。
「もう……これ以上は……やばい、止まらない……っ」
由梨は自分で動きながら、快感に溺れていく自分を感じていた。
(これ以上動いたら、本当にすぐイッてしまう――でも、止められない)
由梨は自分の限界を悟り、健太の胸に倒れ込むように身を預けた。
「健太……お願い、今度は健太の好きにして……」
健太は由梨の腰を掴み、下から突き上げる。
由梨の膣内がきゅっと締まり、健太の興奮も高まる。
「由梨……もう、俺も……」
「うん、一緒に……全部、出して……」
健太は由梨を強く抱きしめ、奥深くまで突き上げた。
熱い精液が膣内に溢れ、由梨はその感触に全身を震わせる。
(ああ、健太の全部が、私の中に……。全部、私だけのものにしたい――)
健太もまた、由梨を腕の中で強く抱きしめ、征服感と幸福感が胸を満たしていく。
(あの男より、絶対に……由梨を幸せにする。俺だけの女に――)
二人はしばらく動けずに、汗ばんだ身体を重ね合ったまま、余韻に浸った。
「もう、やばい……何度もイっちゃって……いきつづけて死ぬかと思った……」
「大丈夫?」
「うん……幸せすぎて、もうどうにかなりそう……」
由梨は健太の胸に顔を埋め、涙をこぼす。
「健太……お願い、ずっと一緒にいて……」
「もちろん、離さないよ」
二人は抱き合い、熱いキスを交わす。
そのまま何度も体を重ね、夜が明けるまで互いを求め続けた。
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