官能小説:忘れられない温泉の夜(2章:秘めた想いと、最初の夜)

官能小説:忘れられない温泉の夜

<主要登場人物>
明:サラリーマン。ふらりと温泉に来た時に学生時代にあこがれていた夏末と出会う
夏末:明と学生時代の知り合い。OL。明のことは学生時代に少し気にしていた

出会った後はもうお約束?それとも、、、?

2章「秘めた想いと、最初の夜」になります。エッチシーン入ります!?

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2章「秘めた想いと、最初の夜」

潤と一緒に温泉街を歩く。

学生時代のことを話しながら、遠い記憶の姿を、今、直接見つめている。

日本酒を飲みながら口軽くなっていく。

そして次の潤の一言に本当にびっくりした。

「本当は、明に言われたとき、心ゆれたんだよ。」

潤は笑いながら、笑顔で勇気をもって伝えてくれた。

自分もそれに答えなければいけないだろう

「僕も。ずっと好きだった。ただ、思い切れなかっただけだ。」

その細かなすれ違いが、たった一行の言葉で結びついた。

何でもっとがんばらなかったのだろう。後悔もあったがそれは今はどうでもいい。

潤の手を取り、そして顔を見ると潤は目を瞑っていた。

僕はドキドキしながらもゆっくりと唇を重ねた。憧れの潤とのキス。頭がしびれた。

本当に夢のようだ。

そのまま布団の上に倒れ、ゆっくりとそして慎重に潤の浴衣を脱がす。

そこには白い肉体が。月光に照らされて、幻想的に光って見える。

本当に夢ではないだろうか。そこには恥ずかしそうに僕を見つめる潤がいる。

僕は夢中になった。できるだけやさしく肌に触れた。そして反応を見つつとうとう胸をやさしく包んだ。そしてキスをする。

「んっ…明~っ」

潤の身体は小さく振るえた。よかった。感じてくれている。

その後は少しずつ下半身へ。できるだけ焦らず潤の反応を見ながら愛情を続ける。

そしてとうとうあそこに手が届いた。びくんと反応する潤。

すぐに責めたいところだけどそうはせずにゆっくりとなでる。

すると潤はじれったくなったのか?「いじわる、もっと触って」と耳元でささやく。

そしてねだるように腰を動かす潤。

僕は辛抱できず中心へ指をそっと滑らせ,感じるところを探る。

そしてつぼみに触れると「そこ、だめ、、、」と潤が大きく喘ぐ。

少し自信がついて今度は中に指を挿入する。潤からは「あっ」という声が聞こえたがかまわず指を出し入れする。

少しへこんだところ、そこを突くたびに蜜があふれ出る。そして潤はそこに触れるたびに喘いだ。

これがGスポットか。弱点を発見したと思った僕はそこを中心に指を出し入れ責める。そのたびに潤は小刻みに反応する。

「あん、あん、やだ、もう、、、」

絶頂が近いと感じ僕は指の動きを速めた。更にクリトリスも刺激すると潤の声は更に大きくなり、、、

やがて,潤の身体が大きく振るえ,びくんと縮み上がった。

「もう…いく!!!」

潤は思わず声を上げ、そのまま痙攣していた。

僕はその体をしっかりと抱き止めた。

ほおを上げ,濃い息を吐きながら,ゆるやかに僕を眺める潤。

「明…まだ…お願い、入れて欲しい…」

薄い声で微かに吐き、手をそっと腹へ導いた。

その指先が指し示すさきに、僕は我慢できず,ゆっくりと自分の肉棒を合わせた。

ゆっくりと入っていく。そして暖かさに包まれる。それと同時に潤から喘ぎ声がこぼれた。

「んん!あ!!明…」

濃い熱を吹き込むように潤の中をゆっくりと充たし潤の暖かさに包まれていく。きつさを感じるけど押し進む。

とうとう最後まで入った。

潤も分かってくれたようで「すごく熱いね」と笑顔を見せてくれる。あまり動いていないけど時折「あんっ!」と声を上げる潤。わずかな動きでも感じてくれているのが分かる。僕も気持ちよさにくらくらする。

そのままじっと見つめ合いゆっくりと動いていたが潤の中のうねりが凄くてこれ以上はもちそうにない。僕はたまらず大きく動き出した。

もうテクニックも何もない。とにかく突いた。

僕が動くたびに潤の中がきゅっと締め付ける。そして「いい、だめ、やだ、感じる。これ好き」とうわごとのような言葉が聞こえてくる。

たがいの体を磨り合い,愛を繰り返す。

そして僕は抑えることができず更にスピードアップしていく。そろそろもうもたいないと思ったがそれは潤も同じようだった。

「もう…だめっ、明…もう!」

潤は声を上げ,僕にキスしてきた。そして大きく振るえた。一緒に唇をむさぼり相手を求めながら絶頂に登った。

そして僕は何のためらいもなく潤の中に思うがままに放出した。

そして僕は全てを出し尽くした。2人ともに息が荒い。

終えた後にそっと背上を撫でると、潤は我に返ったようで顔を隠すように僕の肌に顔をうずめた。

「すごかった…明。大好き。」

「僕も、潤がずっと…」

そっと笑い,慣れない言葉をすすり。

「学生の頃…ずっと見てた。言えなかったけど」

「私も…明が気になってたよ。ただ,なんだか怖くて…」

お互いに言い出せなかった、その思いを今、ゆっくりと結び合わせた。

ゆるやかに,手をつないで,再び唇を重ねる。

「明、明日も残る?私,仕事キャンセルしてもう少し一緒いたい。」

潤はそっと僕の耳元でささやいてくれた。

「もちろん」

僕には断る理由などなかった。

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