小説タイトル「禁断の神託と運命の絆~異世界のエッチに溺れて戻れない?~」
主要登場人物
・沙織(27歳):地球から信託のために異世界に転生されたOL。結婚して3年、拓也(30歳)という夫がいたがその結婚生活は冷めていた。1年はほぼレス状態
・カイル(28歳):異世界で出会った王子。信託のために沙織を強制的に誘う
第5章:神託の鎖と孤独な疼き ~後悔と禁断の自慰~
サブタイトル:夜の後悔と禁断の自慰
敵は一旦去った。とりあえず問題無さそうだ。
沙織(27歳)は安心すると我に返った。周りを見渡すとここは神殿の広間。そして祭壇の冷たい石の感触が沙織の膝に残る。少なくとも夢ではない。ブラウスは汗で張り付き、ショーツの湿りがあの激しい絶頂を突きつける。(カイルと…あんなエッチなこと…そうだ神官にも見られた…!)。
急に顔が熱くなり、羞恥で胸が締め付けられる。(拓也、ごめん…!私、夫を裏切った…!)。
カイル(28歳)が沙織を支え、剣を握る。傷だらけの腕、緑の瞳に宿る熱。(この人…守ってくれたけど…)。
神官長が叫ぶ、「儀式は中断!敵の襲撃が多すぎる!」沙織の心臓がバクバク。(また敵…!?私やっぱり死ぬの…?)。
カイルが沙織の手を握り、広間から石の回廊へ導く。「警備を厳重にする。今夜は部屋で待て。」低い声に、沙織の膝が震える。「部屋…?儀式は…終わった?」
カイルが振り返り、「今は危険だ。俺が守る」その言葉に、沙織の心が少し軽くなる。(カイル…!信じたいけど)。
だが、神官の囁き――「カイルの過去、娘に隠してる」――が頭をよぎる。(カイルは何か私に隠してる?)。
(拓也、助けて…!私、この世界でどうすれば…!)
神殿の奥、沙織に用意された簡素な部屋。石壁に囲まれ、松明の光が揺れる。木のベッドに座り、沙織はシーツを握りしめる(1人で…こんな静かな部屋…何もすることない)。
今日の昼にあった辱めがフラッシュバックする。
神官長の言葉が響。「娘の闇の気配…神託の力は不安定。」沙織の心が凍る。(そうだ闇の気配って言っていた!信託って何?私はこの世界に何のために来たの?)。
また儀式が続くのだろか?そう思うとショーツが再び湿る。(また…カイルと…!?ダメなのに…!)。
急に転生され儀式が始まり私は簡単に逝かされた。あれだけ簡単に強引に逝かされるのは初めての経験だった。
そもそも絶頂に達したのは夫との前戯でも数えるほどしかなかった。いつも申し訳程度の前戯からの挿入で夫がすぐに果てて終わりが定番。
そして私が性行為自体で絶頂することもなく、肉棒を挿入されて絶頂するのは今回が初めての経験だった。
もちろん人前でのエッチも未経験。
(神官の汚らしい目…!私のエッチな姿…!)
羞恥で顔が熱くなり、膝がガクガクする(私の人生、終わった…!拓也、ごめん…!)。内心の言い訳が頭をよぎる
(儀式だったから…!仕方なかったの。本当の私は拓也を愛してる)。
だが、そんな気持ちとは裏腹に体の疼きは否定できそうにない。
執拗で的確な弱点を責められての前戯での絶頂、更にはカイルの大きな肉棒によるあそこが押し広げられた圧迫感、初めて届いた深い場所への到達で疼いた子宮の感覚。挿入するだけでの絶頂。そして極めつけは激しいピストンによる強制的な絶頂。何もかもが初めての経験だった。何度も連続で絶頂し逝き狂うのは初めての経験だった。更にはあんな失神しそうな深い快感も始めてだった…。
沙織はベッドに横になり、シーツを握る。静寂が後悔を増幅するがそれ以上にあの深い絶頂の感覚がよみがえってくる(あの感覚…!忘れたいのに…!)
手が勝手に動き、ブラウスの裾をたくし上げる。指がショーツの縁をなぞり、クリに触れる。「あ…!」小さな声が漏れ、沙織の腰がビクッとふるえる。(こんなことを1人でするなんて…カイルのせいだ!あの絶頂を私に教えたカイルが悪い)
こんなことをしてはいけないという気持ちに言い訳が勝ってしまい指がクリを擦り、クチュッと音が部屋に響く。(この音…!グチュグチュ…!)。
沙織の指が速くなりピストンを思い出す。(カイルのが深く奥に届いてた!)
乳首が硬く尖り、ショーツがビショビショになった。(拓也、ごめん…!こんなエッチな私、知らない…!)。
指でGスポットを刺激しながらクリをピンポイントで弾くと、電撃のような快感が全身を貫く。「あぁ…!イク…!」体がガクッと震え、深い絶頂が襲う。視界が白く光り、シーツに爪を立てる。
深い絶頂だった。夫とレスになってから一人で慰めることは多かったがここまで深い絶頂は初めてだった(はぁ、はぁ、凄かった、、、)。
だが、余韻が冷めると、物足りなさが胸を刺す(凄く気持ち良かったけど…あの大きなカイルの肉棒の挿入感、そして子宮の深いところに当たる感覚、激しいピストン…!あれには全然及ばない。何もかもが足りない)。
でもそこで沙織は我に返った。私は何を思っているの?私は拓也の妻なのに…!
羞恥と後悔が押し寄せ、沙織はシーツで顔を覆う。
そこにドアがノックされ、沙織は一人エッチしていたことを思い出しハッと跳ね起きる。ショーツを直し、ブラウスを整える。「だ、誰!?」カイルが部屋に入り、剣を壁に置く。
「様子を見に来た。」緑の瞳が沙織を捉え、部屋に緊張が走る。沙織は平静を装い、ベッドの端に座る。(バレてない…よね?1人でしたこと…!カイル…!急に来るなんて…!)。
顔が熱くなり、視線を逸らす(あの大きい肉棒、激しいエッチ、激しいピストン…!どうしても思い出しちゃう…!)。
沙織は勇気を振り絞り囁く。「カイル…私のこと、好き?それとも、儀式のためだけ…?」声が震える。
(私は何を聞いているの?カイルに好きって言ってほしいの?私には拓也がいるのに?)。
カイルの瞳が一瞬揺れ、沈黙。「…お前を守りたい。それが今、俺の答えだ。」
ぶっきらぼうだが、どこか優しい。沙織の心がざわつく。(守りたい…?でも、好きとは違う…?カイル…!本当の気持ち、知りたい…!そういえば過去の秘密って?)。
沙織は言い訳する。(儀式のせい…!私の心、揺れてるだけ…!)。
カイルが近づき、沙織の肩に手を置く。熱い指に、沙織の体がゾクッ。(この触れ方…!また、エッチなこと…!?ダメ…!でも仕方がないよね、拓也、ごめん…!)。
沙織のショーツが再び湿り、体が期待しているのが分かる。それと同時に罪悪感が胸を刺す。(こんな自分…最低…!でも疼いているあそこを何とかして欲しい)
だが、カイルは手を離し、「休め。警備は万全だ。」ドアへ向かう。沙織の心が揺れる。(エッチ…しないの…?あれ、私カイルに期待してた…?これじゃただの欲情したメスと変わらない、しかもこれって完全に浮気では…)。
カイルが振り返り、「何かあったら呼べ。」ドアが閉まり、沙織はベッドに崩れ落ちる。(カイル…!なんで、こんな気持ちに…!)。
部屋の静寂が戻り、沙織の心は期待と失望で揺れる。(カイルの熱…!欲しかったなんて…!拓也、許して…!私、おかしくなってる…!)。
現実逃避するように頭をふった。
そこにはレオンの名前が、そして短い文字が書かれていた「沙織、俺の城で待つ。」
沙織の心が凍る。(レオン…!?確かあの時の敵の名前、ここに手紙があるってどういうこと!?)。
そして神官の囁きが頭をよぎる。「娘の闇の気配…カイルの過去…。」沙織のカイルへの疑いが膨らむ(本当にカイルを信じていいのかな)。
神殿の闇が濃くなり、沙織の運命が揺らぐ。
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